気になるニュース
ケイ・オプティコムのFTTHで障害、IP電話14万6000回線が一時不通に
anbxはこう考える
IP電話がダウンしました。
弊社としてもIP電話をSolutionとして提供している会社としては、とてもシリアスな問題です。我々提供業者としては、障害が起きないように起きないように最新の注意を払っています。機器選定から接続検証まで、どのベンダー様もとても神経を使って構築していらっしゃいます。
今回の原因は、SIPサーバの過負荷状態から生じていると記載されていました。高価な交換機では無くサーバベースで構築が可能なSIPサーバは、コスト的にも安くなりました。ただ今回の障害は、サーバだから生じたとも言えないのではと思っています。IPの世界では、末端のIP電話の端末と今どのような状態かを確認して同期しています。
これはどのようなことかというと
- 電話機を上げる=受話器を上げたよとSIPサーバに言います。
- 電話を掛ける=電話をしてよと電話番号をSIPサーバになげて電話を掛けてもらいます。
というような一連の電話の流れを端末とSIPサーバとで同期しています。
今回はその同期が端末とSIPサーバ間で取れなくなってしまったため、何度も何度も「どうした?どうした?」と聞かれてサーバが過負荷を起こしてしまったとイメージしています。
まだまだIP電話の問題はあると思っています。ただIP電話ならではの機能が今後出てくることでより利便性があがることも事実だと思います。今のIP電話は安かろう 悪かろうのイメージがあります。これでは既存の電話との差別化は価格だけになってしまいます。確かにコスト面は重要ですが、コストだけでは無い、IPだから出来る新しい可能性があると思っています。例えば、IPはパケットですから、たくさんの情報を同時に載せることが出来ます。その技術を使い、今弊社では、IP電話が実際に何が出来てそれがどんな利便性をもたらすのかを検討しています。
本日のポイント!
「SIPサーバー」
本日のニュースの主題です。
あまり聞き慣れない言葉ですがどういったものなのでしょうか。
投稿情報: |