IPCentrexとは、IP網で接続されたネットワークを利用して、PBXを利用する事無く、キャリアのサービスとして、電話を利用することを多くは指しています。
これは昔のNTTがクロスバー交換機を利用して、交換手の方が、電話を1本1本物理的に接続していたことをイメージしています。
昔は家庭に引き込まれているアナログ電話のみでした
NTTから1本1本 アナログで電話がつながっており、そのアナログで電話を掛けたり受けたりしていました
その仕組みは、中央の局で中央制御していることから、Centrexと言いました
時代が変わって今は、IP電話が出現していますが、接続する方法として、キャリアの局側で集中的に電話を管理する仕組みをCentrexと言っています。
その意味ではIPCentrexとは、IP電話を中央のキャリアで制御するサービスと言い換えても良いかもしれません。
その場合によく言われているユーザーのメリットは、どんなところにあるのでしょうか。
ポイント
- PBX等の電話及びPBX管理から解放される。
どこの会社様もおそらく電話の管理というのはとても大変な作業だと思います。
- 電話料金の支払いが毎月あり
- 組織が変わると電話機を(変更したり)増やさないといけない状況になり
- 社員が減っても、購入した電話機は返すことが出来ない
というような状況が想定されます
これがCentrexサービスを導入することで、外線も内線の追加も、サービス提供業者に御願いするだけということになるというのが良く言われているCentrexサービスのメリットです
- PBX資産を持たなくて良い
これは、MailをHostingで利用しているのと同じ感覚になりますので、月額の利用料金を支払うだけで済みます。
- IP内線にすることで、外線(課金)されないため、コストメリットが見込める
という感じでしょうか。
皆様はどう思われますか?
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