anbxはこう考える
黒電話から、ダイヤルパルス方式とプッシュ信号方式について書きました。
ダイヤルパルスとは、昔の黒電話がじりじりとかブツブツとか音を出していることを記憶されている方も多くいらっしゃると思います。
それに対して、最近はほとんどプッシュトーン(信号)があります。これは今皆様が大体使われているピッポォパァという信号音がなる電話機です。携帯ももちろん今のほとんどの電話はこちらの方式です。
今回は、黒電話から派生してDP(ダイヤルパルス)とPB(プッシュ信号)での説明をしたいと
思います。
昔はすべてダイヤルパルスで黒電話に繋いでいました
その時に、不便だったことは
1.電話番号に[0]が多いとダイヤルして電話が掛かるまでに時間が掛る。
これは0だと戻りが一番遅いから、一番時間が掛かります。以前の黒電話のページを是非参照下さい。実際にやってみるとわかりますが、弊社の番号をPBX配下から掛けようとすると以下の手順になります
[0]をじりじり
そこから05055284100を回します (電話が掛かるまでに、0がなんと5個もあります)
ちなみに黒電話で、電話を掛けてみると電話がつながるまでに約30秒掛かりました。(ちなみに今の電話機(PB)で掛けると10秒以内で電話が掛かります。)
正直 お おそい・・
今時のスピードにはとてもついていけないなあと実感。
2.[*]や[#]を、ダイヤルできない。というよりもそもそも無い。そのため…設定機能などが利用できない。
これは、電話が単体で利用されていた時代から、複数の人が利用し、会社で、仕事で利用
するようになってきていることに起因します。
そうなると内線Grとか色々と機能が出てきて、従来の[0-9]までの数字では足りなくなっ
てきてしまいました。それで、[*]とか[#]とか出てきた背景があります。
そんな歴史もまた電話の歴史かもしれません。
今は過去の積み重ねや改善から今に至るんですね。何事もそうだなって最近実感することが多い日々です。
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