気になるニュース
松下電器,五感で楽しむケータイの進化形「P702iD」をデモ
anbxはこう考える
非常に面白い製品がパワーアップされます。
電話というのは、音声が重視されますが、音声というのは発せられる言葉だけではなくて、話しての様々な情報も同時に伝えています。声のトーンと言われる音域やリズム、周囲の音などにより、「元気な様子」「にぎやかな雰囲気」「落ち込んだ気配」「急いでいる感じ」等々が聞き手に伝わります。
音声品質というのは、実はこの「言葉にならない雰囲気」を伝えるために非常に重要であると思っています。ノイズが入ってしまい聞き取りづらかったり、途中で途切れてしまうと、発せられた言葉にのみ集中してしまい、雰囲気を感じ取ることまで脳が働かなくなってしまうのではないでしょうか。
また、どんなに音声品質がよくても、相手が見えないため、どんな状態で電話をしているのかは想像するしかありません。ちょっと反応が遅かったりすると、不安になったり、話すのを控えてしまったりすることもあるかと思います。相手の顔が見えない分無意識に相手の顔色を想像しているかもしれませんね。
そこでこの携帯。相手の状態を耳だけでなく5感で楽しんでしまおうというコンセプト。非常に面白いですね。声のトーンを解析することで黒子のキャラクターが踊り出すそうです。まるでメッセンジャーボーイですね。相手の話ではなく、相手の雰囲気をこちら側に教えているように思います。耳だけでなく目に見えることでさらに会話の質が高まるかのようです。
毎日忙しく、コストやリスクを常に考えながらお話しするビジネスの現場では、電話から聞き取れる相手の「雰囲気」を気にかけている余裕はないかもしれません。でも、少し立ち止まって、「今こういう状態なのかな」と察してお話しするのとしないのとでは成果の質に差がでるかもしれませんね。
一度「言葉にならない雰囲気」を味わってはいかがですか?
anbx秘書こと片山がお伝えしました。
投稿情報: |