「コンティンジェンシープラン」
舌をかんでしまいそうな言葉ですね。
最近システム設計において、このコンティンジェンシープラン(CP)概念が非常に重要な観点になっています。
CP (Contingency Plan) とは、何か?
これは、「障害等で通常のシステムフローで、処理ができない場合に、その対応策としてどのように処理をするのかの計画を立てることを言います」
電話の世界で、CPをどう利用しているかというと
通常の着信パターン
0120-xxx-0001 → 03-xxxx-0001へ着信 (通常は東京着信)
CP時
0120-xxx-0001 → 042-xxxx-0001へ着信 (CP時は、武蔵野に着信)
この着信先をカスタマーコントロール機能(カスコン)を利用して切り替えたりしています。
いつ発生するのかわからないシステム障害
障害は、発生してからでは遅いですから、昨今のシステム設計においては、通常系とCP時の設計を同時に設計計画をしてシステム構築を行っていきます。
どんどん多様化 複雑化するわけですね。
またディザスターリカバリープラン(DR)という障害概念もあります。
これは、地震等の自然災害等の天災を、リスク事項として考える概念です。
現在のシステム設計においては以下の2つの観点でのPlanを検討しています。
1 コンティンジェンシープラン(CP)
2 ディザスターリカバリープラン(DR)
*CPとDRは、同じように障害対策で語られることも多いですが、欧米では以下のようにリスクを捉えて考えていることが多いです。
CP (システムやネットワーク障害等が起因して起こるリスク事項に対しての回避計画)
DR (地震や停電等の天災等が起因して起こるリスク事項に対しての回避計画)
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