ISDNとは、皆様におなじみは、NTTが力を入れて販売していたINS64ではないでしょうか。今までアナログだけの電話だったことは、既に何度かご紹介しました。
ただアナログだけでは回線収容効率があまり良くないため、どうしても回線収容効率が高い線が時代的に必要になってきました。
以下が想定される要因です。
- 大企業において利用しているPBXで、たくさんの回線収容が出来るようになってきたこと
- Call Centerの出現
- テレマーケティングビジネスの出現
等々
電話が各家庭にそれぞれ1本あれば良いという時代から、企業におけるビジネスユースのニーズに合わせて変化してきたことが主たる要因では無いかと思っています。
また、ISDNには、現在2種類あります。
■INS64 (NTT様の名称)
BRIとも言われます。2つの音声通話と1つのデジタル信号を持っている回線です。1本で同時に2本の電話が可能です。線が1つで済むため、1つを電話用 1つをFAX用として利用している方が多かったです。
4-5年前はインターネット接続は、INS64で接続しているケースが結構ありました。128Kしか出ませんでしたが、当時のモデムが56K位のスピードですので、それでもINSを利用した方が早かったという時代背景があります。
■INS1500 (NTT様の名称)
別名PRIと言います。
これは家庭で利用されることはまずありません。ほとんどが企業で利用されています。1本の回線で、23本(23ch)の音声通話と1つのデジタル信号を持っています。
上記の想定要因で書いていることを解決するための、対応策がINS1500だったと思って
います。
現在のCall CeterではほとんどがINS1500を利用していています。そのため追加する場合は、23Ch単位での増設になります。ですので、回線を増やしていくことで、CH数は23 46 69 92・・と増えていきます。
前に糸電話の話をしたことがありますが、糸が多様化しています。これまでに話したアナログ・ISDN(今回記載)・IP電話の3種類しか無いのに、どれを利用するのが良いのかはそれぞれのお客様の利用方法に依ることが多いです。
そんな選択のお手伝いや構築を弊社でやらせて頂ければと考えております。
お客様にとって、一番良い選択をして頂けるように今日も頭とチエを絞って考えております。
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